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没後50年 横山大観―新たなる伝説へ(国立新美術館) [美術展感想]

没後50年である横山大観の展覧会に行ってきました。

本当に思いつきで行ったので最終日1日前の最後の日曜日!
そこそこのことは覚悟して行きましたが、20分待ちで入れました。
入場規制してますので中に入ってもとんでもない混雑とかにはならずに見ることが出来たので総合して鑑賞条件としてはまあまあでしょう!

今回の展示方法は、横山大観の作品を年代順(明治・大正・昭和時代)に展示してその間に巻物の大作や関係作品を入れるというものでした。

横山大観について思ったことは、着色物は私の中ではいまいちということでした。
なんか彩色したものは全体的に画面がぺったりしてしまっているのですよ。
まだ人物とかだったらいいのですが、風景になるとまったくだめでした。

その点墨一色の墨画は得意の朦朧体を使った画風がなんともいえない雰囲気を作っていてさすがと思わせるものでした。

特に昭和に入ってからの作品の方が画風が確立されたせいか安心してみていられる作品が多いです。

そしてこの作品群の中でも注目する主題は水に関係したもの、滝や海などを描いたものは本人のこだわりが伝わってくるのか大体いつの時代でも彩色物でも素敵な作品が多いです。

目玉のひとつである生々流転の一挙公開。
国立近代美術館で前後半に分けて展示したときにはほとんど人がいなかったのに今回は凄い人です(笑)
まあ前にも見たのですが、一応ちらっと見ておきました。

基本的に横山大観は私の中でそれほど好きな画家ではないのですが、ちょっと前にみた菱田春草と一緒に描いた掛け軸がよかったのと、上野にある大観の家(横山大観記念館)が好きなのでちょっくらいってみようかなという気分の展覧会鑑賞でした。

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没後50年 横山大観―新たなる伝説へ
YOKOYAMA TAIKAN Fifty Years On ― A legend in the making

展覧会ホームページ http://www.asahi.com/taikan/

会期
2008年1月23日(水)~3月3日(月)
毎週火曜日休館
会場
国立新美術館 企画展示室1E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
交通
東京メトロ千代田線乃木坂駅6出口(美術館直結)
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩5分
都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩4分
開館時間
10:00 から18:00まで
※金曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
主催
国立新美術館、朝日新聞社、没後50年横山大観展組織委員会
後援
日本美術院
協賛
株式会社新生銀行、大日本印刷株式会社
協力
財団法人横山大観記念館、ニッセイ同和損害保険株式会社
巡回情報
本展は巡回はありません
お問い合わせ
ハローダイヤル 03-5777-8600
観覧料
一般 大学生 高校生
前売 1200円 700円 500円
当日 1400円 900円 700円
団体 1100円 600円 400円
○ 中学生以下は無料
○ 障害者手帳をご持参の方と介護者の方1名は無料
○ 団体料金の適用は20名以上。20名につき、引率者1名無料になります(団体券は国立新美術館のみ販売)
○ 観覧券は展覧会公式サイト/チケットぴあ(Pコード:前売687-585、当日687-586)/ローソンチケット(Lコード:30401)/イープラス/CNプレイガイド/JR東日本の主なみどりの窓口・びゅうプラザ/JTB・JTBトラベランド・JTB総合提携店/ファミリーマート/サークルK・サンクス/ローソン/セブンイレブンほかで取り扱っております。
○ 割引引換券を印刷の上,お持ちください。展覧会を100円割引でご覧いただけます。


国立新美術館



おまけ

横山大観記念館




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