「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」みてきたよ!(最後まで書いちゃっているのでその点注意) [映画感想]
ちょー今更の感想ですよorz
せめて円盤出る前ぐらいにはアップしたかった。
本文書いたのは劇場でみてから1カ月以内にかいているけど、その後ブログの不調やらいつも描いている絵ができなかったやら、もう遅れに遅れていて忙しかったのでほっておいたからなんですけどね・・・・。
そんなほぼ8カ月遅れの感想行きます(笑)
特に来場者特典は気にして無かったのですが、なんだか運よくもらえました!
錦織監督の描くキャラはかわいいですね♪
アイマス自体は私がボカロ好きなのでニコ動で会いました。
正確にはゼノグラシアは見ていたのだけど、その頃その元??であるアイマス自体は知りませんでした。
で、ニコ動でボカロ動画見てるうちにアイマス動画も見ていたのですが、その作品の完成度の高さと作品愛をプロデューサー達から感じていました。
そしてそこから派生した設定やらキャラなどもなんとなく把握していた頃TV放送でアニメがはじまったのですが、
それはアニメスタッフのアイマスというコンテツすべて把握したうえでの愛を感じる作品でした。
私はプロデューサーではないのだけど、それなりに知っているだけにいろんな遊び心があったTV放送が面白かったのです。
そのアニメスタッフが再集結しての劇場版。
どんなことになっているのか見たくて見に行ってきました。
映画がはじまったとたんに「ん?!」となったのですが、数秒で理解(笑)
初っ端から飛ばしてましたね!
ああ、スタッフは本気でアホなことやってるというのが感じて面白かったです。
アイドルという異能力者同士のバトルは深読みしてしまう設定ですよね(笑)
そして戦闘シーンがこれまたかっこよかった。
本編ではプロデューサー業に専念していたりっちゃんも出ていたし!
前半はアリーナライブをやることになって、そのための合宿中の話。
バックダンサーも着くようになったので、765プロのメンバーとバックダンサー達の比較が描かれていたのですが、どんなにハードな練習でもきっちりこなす765プロメンバーとついていくのがやっというバックダンサー達。
この簡単な表現でどれだけ彼女たちが成長したのかが感じられました。
1年前の彼女たちならバックダンサーの子達のようにへばっていたのでしょが、もうアイドルとして立派に活動してる彼女たちには体力も仕事に取り組む姿勢も格段に上がったということなのでしょね。
そこでちょいちょいバックダンサーにアドバイスする伊織。
今回の映画のキーキャラ、春香はもちろん伊織と美樹の3人だったのだと思いました。
伊織の叱咤的なフォローはらしくていいなーと見てました。
伊織以外だとみんなやさしすぎてバックダンサーチームに厳しいこと言えないだろうからな!!
あとこの合宿エピソードだと唯一あった律子さんのダンスシーン。
これだけでは本当に物足りなとも思いましたが、プロデューサーがハリウッドに行ってしまう。
それは765プロにプロデューサーは自分ひとりになってしまう重要性を彼女が感じていて、その決意でもありその後彼女がアイドル側に立つことはなかった。
そんなこともライブ前、プロデューサーと2人で話している場面の会話で感じました。
説明ではなくちゃんとドラマで心理描写が描かれている作品も珍しいなと思いました。
プロデューサーがハリウッドに研修に行ってしまうというのは、これまで彼になんだかんだ頼ってきた765プロのメンバーには衝撃的なエピソードとして必要だったのだろう。
番宣では(赤羽根)プロデューサーはこれで765プロからお別れかという感じだったけど、研修ということなのでこれが最後ではないのだなとほっとはしましたが、ここでもう書いてしまうけどエンドロールの最後の絵でもう帰って来てましたね(笑)
季節がまた冬になっていたのでライブから1年はたったということなのかな?
ここからバックダンサーの子(ごめん名前忘れた。公式にも名前載って無かった(>Д< ;) )の話になっていくのだが、正直このエピソードに割かれている時間が長すぎたように思う。
それはいいから765プロメンバーがみたいというのが本音。
でもそれに絡む出来事ではいいシーンが沢山。
彼女のことで悩む春香。
最後は言ってしまえばありきたり締め方。
でもそれまでの春香さんの行動や、決意はアイマスをみてきたから納得できるし、こうでなくては春香さんではないともいえる演出でした。
また、伊織が春香に向かって「決めるのはリーダーのあなたでしょ」という場面があってCMではそれが伊織の言い方がかなりきつめに聞こえたのですが、実際映画の中でみると決めてくれたなら春香についていくからとリーダーとしての春香を信用してすべてをゆだねている素敵なシーンでした。
また練習が遅くなり帰れなくなったメンバーが、メンバーのだれかの家(←これ誰の家?ゆきほと伊織の家なのかな?)
に泊ったとき美樹が「春香はちゃんと答えを持ってくるから」という言葉が信頼を表していて好きです。
あとこのシーンの無造作に洗い髪?を上げている美樹可愛いですね♪
ここ見て改めて思ったのだけど、春香と美樹って普通のマンガやアニメだと絶対ライバル関係になる間柄ですよね。
才能のある美樹と普通の女の子だけど努力家の春香。
でもアニマスってそういう話がほとんどなくて、みんな仲良しなんですよね。
それなのに関係がべたべたしてないところが好きです。
そんなアイドル達が頑張っている中、深刻な状況ばっかりにならないように出てくる小鳥さんの妄想シーン(笑)
まあ私とかはいいのですが、普通の男性プロデューサー達はあれどう思ってみてるのかが気になります(-_-;)
あと876メンバーがポスターなどでちょくちょくでてましたね。
ジュピターはTV版の後も自分たちで頑張っているのが描かれていたのが良かった。春香さんTV版でジュピターからライブチケット貰ったのにいかなかったように見えたけど、あのあとちゃんと行っていたのね!
世の中努力すれば何とかなるというものでもないのだろうだろけど、アイマスぐらいはこんな終わりでいいと思います。
それにしても脱落しかけた子の太り方はもっとすごい方が絵的にはインパクトがあってよいと思った私はダメですか?!
ストーリーに関してはそんな感想ですが、アイマスのもう一つの醍醐味ダンスシーン。
あれは劇場版がどうのというよりもあのアリーナというところで踊ったことで、765プロメンバーの良いところを殺してしまったように思う。
大舞台だからダンスのフリもメンバーの位置も大きく単調になるのはしょうがないのだけど、だからみんなで一緒に踊っている感が薄くなってしまっている。
並びもほとんど一列状態で、メンバー同士の掛け合いもほとんどない振付。
だから動きの多いカメラワークでごまかしているように見えた。
765プロメンバーの踊りはもっと立体感があるものなので、もう少し小さな舞台の方が良かったのだろう。
そしてエンディングロールでは、765プロ以外のメンバーも出ていて(モバマスメンバーもいましたね。)すべてのアイマスコンテツへの愛が感じられました。
そんな感じが私が見た感想です。
いろいろ楽しませてもらっている割に、まったくアイマスコンテツにお金を払ったことの無い私なんですがちょとは貢献できたかな(笑)
いつもの駄絵ですが、なんかみんなが春香さんの背後霊みたいになってしまった(>_<)
いや、キャラ多いけどだれかひとりに絞れなくて全員描きたかったがあまりにも酷かったので薄くのっけました。
春香さんも多少ましなぐらいには修正した程度ですみませんm(_ _)m
時間ないやら、PC不調やらのいつも理由です。
本編と関係ないのですが、SideMに(赤羽根)プロデューサーがいてもいいのにとも思うが、そうなるといろいろ問題がでてきてしまうので希望だけでやめておく(笑)
「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」見てきたよ!(最後の部分まで書いてるので読む方注意!!) [映画感想]
いきなり劇場批判からはじまります。
感想はもうちょっと先なので興味のない方は感想はじまりの表示まで下がって下さい。
ヨヨネネは上映館が少ないうえに行きやすい上映館がバルト9。
ここサービスデーがないのですよね。
唯一が毎月1日の映画の日。
そこ狙っていったら上映は1回だけ。
上映10分ほど前に行ったら、券売機での発売もしてるというお姉さんの案内がありそこで買おうと思ったら表示がない。
「ヨヨとネネは売り切れました。」とのことorz
やりきれない気持ちをなんとか押さえて、アイマスの方を見ようかと思って上映時間の表示を見てるとヨヨネネの下に「4」の数字が!
あの数字はなにかと尋ねたらキャンセル出た残席数だと・・・・・。
ちょっと怒りみたいなものが込み上げてきたがそれも抑えて、今度は手売りのところで買って下さいとの案内・・・・。
最前列でなんとか見れました(=_=)
ついでに言わせてもらうと最前列はやっぱり見づらい。
どこからみてもよく見える様にするのがシネコンなんではないの?!
前から2列目でみた角川の箱の小さい劇場の方がまだましだったな!!
というわけで本当の感想はこれからしたになります。
ヨヨネネの感想はここからはじまります!!
今回は劇場の注意案内をタイバニの2人がしていたよー(゜Д゜;)
とりあえず、ょぅじょが見たくて行く方は行かなくていいです。
ょぅじょは冒頭だけで少女になるので・・・・(=_=)
魔法の国の森に住むヨヨとネネ姉妹は、のろいをといたりかけたりしながら生業を立てている。
見た目はネネさんの方がお姉さんですが、実際はヨヨさんの方がお姉さんです。
お正月ごろに宣伝番組をみたので、なんでヨヨさんの見た目がああなのかは理由は知っているのですが、それ知らなくても別に不都合はありません。
ところでこの宣伝番組ですが、まったくどういう映画か伝わってこない内容で、宣伝番組としては成功してるとは言えませんでしたね。
(私は劇場オリジナル(何かの続編ではない)という理由で見に行きました)
初っ端からヨヨさん大規模魔法を出すのですが、そのスピード感とかっこよさが良かった。
あの体躯で思いっきりの良さのギャップが可愛いです。
そしてネネさんのヨヨさん好きが最初から表現されています。
この後もお姉さんを尊敬してるのが見てとれるのですが、それでもちょっとやりすぎる彼女を心配するネネさんかわいいです。
でもタイトルに「ヨヨとネネ」と書いてあるのにこの話ではネネさんほとんど裏方だったのだよなー!
そんな日常のだったはずの魔法の国の森に突然ビルなどの建築物が出現するという異変が起きて、その原因解明にその建物群の中に入るヨヨですが、そこでエレベーターに乗ると別世界に!!
そしてなんだか体が大きくなっていて!
着ているものの大きさはそのままだったので妙にセクシーになってました(笑)
あれ着ているものが上下別の構造で良かったです。
ヘタすると破れていたか、パンツ丸見えです(>Д< ;)
いきなり別世界にきてしまったので、お約束で魔法が使えなくなると思いきやガンガンつかえてます。
消火器にまたがりエレベーターでみた少年と少女を追いかけます。
とりあえず何かには乗らないと飛べない種類の魔法みたいですね。
このあとクイックワイパーやらいろんなものを使って空飛びます!
このときヨヨが追っていたのは孝洋と亜紀の2人。
あきらかに不審人物な行動のヨヨなので孝洋が逃げるのはまっとうな行動です。
ここら辺の一連の動きが結構好きです。
なんていうんだろう、怒る孝洋に対して過剰に反応せずにほいっと魔法で解決してしまう(でも壊したドアはとんでもないデザインで直されている(´=ω=`))ヨヨさんで、いきなり異形の者となっていた孝洋の両親のために動き出す流れが無理なくて良いです。
けど、ここらで常識者だと思っていた孝洋もなんだか結構肝が据わっているというか、両親が戻るなら問題ないだろうと遊びに行くあたりはちょっとなんだなかなーと思いましたが!
その分お兄ちゃんがうろたえていたのでいっか!
うわさのヨヨさんの歌は可愛かったですね。
耳にも残るフレーズで、ちいさいヨヨさんでもいいけどこれぐらい大きくなった方のがフリもよくみえて良かったとおもう。
まあ事前情報ほぼなしで行ったのですが、ここでまさかソシャゲが出てくるとは思いませんでした。
子ども向けの本が原作ということなのですが、この設定が原作にあるのかは知りませんが、あればこれが今の子供が普通に受け入れる日常になったのだなーと感じました。
ソシャゲで両親と同じ異形ものとなった友人たちをみて孝洋もさすがにいろいろやばいとおもってきたのと思っていたのですが、この後のことを思い出してみると亜紀のお母さん(孝洋のおばさん)のところに調査に行ったかえりに縁日行ったりもしてるので、割と鷹揚というか状況に慣れるの早い少年でしたね。
あれ?縁日で大事故が起こるのだけどなんでだっけな?
記憶がブチブチしてるなー!
ビハクが死んでしまうあたりで活躍する救助隊の人はもっと重要な人かと思った。
世界観が乖離しているヨヨと孝洋との世界だけど、このビハクの一件でちょっとヨヨが孝洋たちのことを理解してくれたのが分かりました。
それからの病院での街が持っていかれる流れでヨヨが全力を出すのだけど、今守らなければいけないという気迫が伝ってきます。
あの街が持って行かれた後の惨状は津波のあとみたいでしたね。
ここから亜紀のお父さんに行く流れはちょっと急かなと思います。
もうちょっとお父さんとソシャゲとのつながりを匂わせておいた方が流れてきにはすんなりしたように思います。
それと亜紀のお父さんとお母さん思い出のシーンはもうちょっと短くてもよかったですね。
お母さんが魔法の国に戻れなくなって、お父さんと出会って亜紀が生まれて想い出の木に奇跡石を託したことが分かればいいので、ちょっとお父さんとお母さんのラブラブシーンは状況が緊迫した中で「そんなこといいから、ヨヨ達どうなった!!」と心の中で叫んでしまいたくなる部分でしたね(´=ω=`)
自転車の部分は何だかETみたいだなと思いながらみてました。
ここからは最後まで一直線。
魔法の世界でも一刻の猶予もない状態で出てきたおばあちゃんたちはなんだかめっちゃかっこよかったし!
で、まあ最後はよくあるパターンなのがちょっと惜しいかなかとは思います。
欲望に満ちた願望から、人を思いやる願いに!
最後はヨヨの力だけでなくみんなの力で世界を救うのはしょうがないのだろうし、それが一番まとめるのに綺麗だからな!
あれもうひとつの奇跡石ってヨヨに渡されたのだったけ?
奇跡石って離れれば離れるほど力を増すといういうのだから、こっちの奇跡石がヨヨに吸収された時ネネさんそれをもってもっと遠くに行けばいいのにと思ったのは私だけですか?
話の流れを追って感想書けるかなと思ったけど、結構話のつながりを忘れている部分が多かった。
それは映画館での席の場所が悪くて実際見づらかったというのもある。
それと展開が早かった。
これは悪い意味ではない。
個々のエピソードをそれぞれ無駄なく無理なくつなげてあって、話の展開も面白かった。
ただそれゆえ細かいつながりは忘れてしまう(混乱してしまう)みたいだ。
まあ作品としてそこまで細かく見たければ何度でもみれば良い話だし、物語として見るには細かいつながりは忘れてもいいものだろう。
(説明不足という話も見かけるが、私はそれほどのことは感じなかった。)
子ども向けアニメーションといえばジブリがよく出てくるが、この作品は昨今のジブリみたいにテーマも芸術性みたいなものも追い求めていない。
普通にアニメなのだ!
キャラもそれなりに子供を意識した部分はあるけど、そこだけにならない今のアニメのキャラデザである。
良い子のためのお話で終わらないエンターテイメントをとても感じました。
これからもう一歩進めば、また違った世界のアニメが見れそうなので次回作とかを期待してます。
だいぶバランスおかしいけど、これで投下します!!
以外に描きにくかった!
いろいろあって見てからだいぶ経ってます。
スマソン!
「サカサマのパテマ」見てきたよ!(ネタばれ注意!!) [映画感想]
なんだか年末になるとアニメの映画見てるような気がする。
ニコニコ動画で2、3話ぐらいまでは見ていたかな?!
(見逃してなけば、配信された全部はみたはず)
それが劇場公開になったということで、先も気になっていましたし、監督の前作である「イブの時間」は見ていたのですが、結構好きな作品だったので今回も見に行くことにしました。
ニコ動で配信されていたとおりではなくて、話の構成は少し変わってました。
配信された分の映像自体は変わってないように見えたけど、私の感覚的にちょっと変更さているのかなという感じでした。
(なのでほとんど変わらないはず!!)
監督も言っていたけど、話としては王道な感じですね。
ただパテマがその世界に出ると重力がエイジ達と逆なので、画面的には不思議な感じがします。
お互いに干渉を拒み一方は地下で、一方は地上で暮らす人間たち。
それを知らないパテマはかつて地上に行ったことのあるラゴスに空というものを聞いていて、憧れをもっていた。
ある日地下から外に出ようとするが、途中コウモリ人間に襲われ穴の中に落下してしまう・・・・。
という冒頭なのだが、あの国家防衛軍?(だったけ?)の人は一人であんなところにいて何してたんだろうと見終わるとそんな疑問が湧いてくるのですが・・・・・。
パテマも運がいいですよね。
木に引っ掛からなければ、そのまま空に落ちてしまうところだったのに!
まあそれは主人公補正ということで!
パテマとエイジの出会いの場面は印象的でいいですね。
パテマをつかんだはいいけど、リュックの分だけ重いからだんだん上昇してしまうとは!
結局リュックは空に落ちるけど、それほどなにが入っていたのだろうか?
パテマは心細いのは分かるけど、折角助けてくれたエイジに対してかなり横柄な態度なのが・・・・。
でもスーツの下の私服がかわいかった!
そして地上の食べ物食べて、「これって体重減るのかな?」という発言も。
それよりちゃんと消化されるのかが私は気になりましたよ!
まあ案の定地上の人間に見つかるわけですよ!
だって全地域をカメラで監視されてるような監視国家ですからね!
そこでエイジとパテマの逃避行ですが、ムーンウォーク以上にパテマの浮力を使って跳躍するシーンが良かった。
かなりの崖もひとっ飛びしている浮遊感が、飛行機で飛んでいるとか魔法とかともなんか違う感じがしてました。
でもパテマはやっぱり捕まってしまうのですよね。
で、ここまでちょいちょいでてきたイザムラさんですが、ラスボスとしてはしゃべりすぎのベタな蛮行に小物臭しかしません。
私はラスボスは別に出てくるのだろうと思っていたのですが、イザムラさんが一番悪い人でした(笑)
ただの女の子いじめているおっさんでしたね!!
さかさま人を嫌っているのは分かるのですが、最後まで何をしたかったのかわからない。
他の住民にさかさま人のことを知られたくないだけならわざわざパテマを捕獲することないし、どうもパテマを自分の思い通りにさせたいだけだったみたいな感じだし・・・・。
イザムラさんがしゃべりすぎたのは、この世界の世界観を彼にほとんどしゃべらせたせいでしょうね。
もっと説明なくても良かったのでは?と思う。
きっとよく分からないという文句はもちろん出るでしょうが・・・・・。
悪役のキャラ作りはいまいちだったような・・・・。
ジャクさんも自分がやっていることは正しいことなのか?という葛藤は見えてくるのですが、いまいちキャラが立つ前に終わってしまったような感じでしたね。
嫌がらせのように天井がガラス張りの最上階に簡易ベットをつけてパテマを監禁。
まあお姫様はお城の最上階にいるもんですからね!!
ここからエイジとポルタの救出劇はなかなかの連携プレーで2人ともかっこよかったですね。
一番いいところはやっぱりエイジに持ってかれたけど(笑)
そんで結局空に落ちる二人。
際限なく落ちて行ったら宇宙に出てしまうので、どうなる事かと思ったら星空だと思って見ていたのは照明だったとな!
空にも地面があり、そこに降り立つ2人だけど、この話で唯一納得できないのはこの場面。
エイジの浮力あるけど、パテマ+重りでかなりの勢いがついているので空の地上に接地した時点で2人はバラバラなはずなんだけどな?!
あと、星空があの程度の光で地面まで届くと思えないが!
まあそれは置いておいて、空の地面でパテマのリュックを見つけ、エイジのお父さんが作った飛行機器を見つける。
そこで父の手記を見つけてすべての顛末を知ることになるエイジだけど、エイジの父とラゴスとの関係を文章説明と回想に頼りすぎている感はありますね。
あともっとざっくりでいい。
飛行機器を使って脱出することにする2人。
すでに空の地上はかなりの熱を発してきている。
この描写で夜空から、昼間の太陽に変化しているというのが分かるのがいいですね。
忌まわしき空から人が降ってきて来ていることで、町は騒然となる。
もちろんイザムラさんも追っかけて捕まえようとするわけで!
でも失敗。
で、パテマ達が住んでいる穴の中にまで追いかけてくるが、もつれてパテマ、エイジ、イザムラ、ジャクは穴の天井に到達する。
もうここですでに上下がごちゃごちゃなんですが、見てればなんとなくわかります。
でも画面の絵はどういう角度でみたいらいいのかと、自分の脳が悩んでいるような感じでした。
また天井につくまでのエイジとパテマの連携プレーがいいですね。
天井にこそ世界の隠された謎が秘められていた。
天井の先こそ重力変動実験によって壊れた地上だったのだ!
なにかあるだろうなとは思ったけど、こうきたかという感じでした。
その設定にそれほど驚きはしなかったのだけど、パテマがちゃんと立つことのできる大地があったことがなんとなくうれしかったです。
そして、まあイザムラさんがどこに飛んでいったかはかなりの謎ですが、かつてのパテマのようにビビっているジャクさんが面白いです。
さっくりではありますが、逆さま人と地上人が出来た経緯が語られましたが、それだけで十分納得できます。
エイジもパテマにつかまりながら、地上を堪能。
それをみているポルタはかわいい嫉妬でしたね。
でもこの二人はこの状態ではこの先恋愛関係になることはないのだろうなと思いました。
なっても長続きはしないでしょう!
だからポルタ心配しなくていいよ(笑)
総評としては、特殊世界を舞台に話を作りたくて、その点で外せない設定は語りで済ませてしまった部分が多いのが残念。
あとキャラ的には、上にも書いたけど敵キャラにまったく魅力がない。
ラゴスとエイジのお父さんの関係も物語上必要だったのはわかるけど、ちょっと付けたし的な扱いなのが気になりました。
なんか構成というか演出というかそういうのが今一歩惜しい感じなんですよね。
もうちょっとうまく組み立てられれば良かったかなと・・・・?!
あと時間的に無理なんだろうけど、もうちょっと逆さま人の生活ぶりがみたいかったですね。
それ以外はおおむねいい感じだったと思います。
イブの時間の時は3DCGの感じがよくでていたのだけど、今回は全く感じなかったですね。
多分使っているのだろうけど、前のアニメでも実写でもない構図とかが好きだったのでその点は残念ですね。
もう自然すぎて私が気がつかないだけなのかもしれませんが!
パテマの声優さんかわいかったです。
パテマの印象にとってもあっていたように思います。
役の印象がついてないのがいいですね。
まあ岡本さんはその逆になってしますのですが、まあエイジは普通だからいいか・・・。
吉浦監督には変に玄人っぽくならずに、もっともっと作品作っていってほしいですね。
最後の歌はエスペラント語なのかな?
こんなところでエスペラント語を聞けるとは!!
もし二人が幸せに暮らしたいということになったら宇宙で暮らすしかないなー!
(エイジの能力が反重力なら、地球から離れればパテマと一緒の環境になるだろうからな!)
イラスト入れたかったけど間に合わなったので後日入れます
↓入れて見ました。
というわけで、どっちかの重力に引かれているというわけでなく、無重力状態の2人な感じで描きました。
エイジを髪型変えたら誰だかわからなくなってしまったよ(-_-;)
まいど雑ですまんです。
「劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語」みてきたよ!(ネタばれ有りです!) [映画感想]
タイトル長いけど、短くするとどの作品こと言っているのか分からなくなってしまうからなー!
毎度の今更ですが、新作劇場版見てきました。
見てきたのはだいぶ前なのですが、やっぱり感想書くの遅くなってしまったorz
(他に書くことがあったのでそれが書き終わらなかったからなんですけどね!)
ネタばれしてるよといっても、この作品ならネタばれしてる感想と考察に世の中溢れているからでしょうから、そんなに大したことは書いてはないですよ!
(毎度のことか(´=ω=`)ゞ)
上映前になぜだか火憐と月火が上映前注意案内してたよ!!
シャフト繋がりだからか?!
いきなりの謎空間OPでしたが、踊り子の影が舞うところで思わずウテナを思い出してました!
マジカルバナナみたいな攻撃技?でしたね!
ここいらの導入部分はすごくうまくいっていると思います。
中途半端に前作を引っ張るのではなく、全く違う形だった魔法少女たちのバトルは、ある意味まどか☆マギカの世界から視聴者をいったん切り離したことで、映画だけの世界に入り込ませる効果があったように思います。
初っ端はアレな世界なのでみんな仲良しです。
ってここで濁してもしょうがないのだけど、ほむらの理想世界なので人間関係はまーるく納まってますし、キュウべえもしゃべったりしません。
だがそれにしてもさやかの上条君への未練の無さは最初は違和感あったのですが、この世界が作られたいきさつを知って妙に納得しました。
あれだけ辛い思いして彼の幸せだけを祈った彼女だからこそなんだなと思うと、その未練の無さが彼女の幸せに見えました。
そしてまどかのそばにキュウべえがいるように、マミさんのそばに魔女がペットトのようにいます。
名前もちゃんとあってベべと呼んでいて、みんなも違和感なく接している世界。
ベベは微妙にしゃべるのだよね。
なぞ語だけど!
ちょっとかわいい
そしてべべの声で新キャラの正体知ってしまったよ!!
劇団イヌカレーのキャラを普通に動かすとこんな感じになるのかとみてました。
ベベとマミさんがとても仲良しで、魔女退治を一人でやっていたときも一緒にいたという場面はTV版の彼女の寂しさを感じました。
そして序盤の見どころは早乙女先生の暴走シーンでしょう(笑)
なんだかんだあってこの世界に違和感を感じるほむら。
この時点でこの世界の描写にけっこう時間を費やしているので、これから真実が明かされるのかと思っていたら、ここから状況は二転三転することになりました。
劇的にほむらの心情が変わるのが、メガネをとり三つ編みをほどいていくので表現してるのはTV版を見ている人ならおおっと思った場面ではないでしょうか?!
世界はほむら達が住んでいる町しかないことで、目を付けられたのはベベ。
結局はとばっちりだったのですけどね。
このベベをめぐるほむらとマミさんの戦闘シーンはかっこよかったですね。
同じ銃どうしの戦いとあってかなりのスピード感がありました。
ここは1回見ただけではもったいない映像でした。
ほとんどまどかにしか興味がないほむらなのに、ここではマミさんの人物像について吐露している場面がちょっと切なかったかったです。
こんなによく見てそして優しく思っていてくれたのかと思い、他のメンバーも同じように見ていたのかもしれないと考えるとちょっとやるせない気分になります。
(マミさんほどではないけど、杏子とさやかに対してもそんな片鱗をみせてましたね)
逆にほむらの本質は結局まどかしか知ることができなかったわけだし・・・・・。
ここでほむらがまた一人になってしまうのかと思いきや、さやかとベベの正体であるなぎさちゃんが登場します。
ここは実はほむら自身が作った世界。
まどかと一緒にいたかったという願望の世界。
まどか以外の人間はほむらがまどかのために現実世界からつれてきてしまった人たち。
なぜほむらはこんなことにしてしまったのか。
キュウべえが概念であるまどかを観測するために、魔女化一歩手前のほむらをそのままの状態で保存しているから。
そこにちゃんとまどかは迎えにきた。
でも逆にほむらの世界に捕えられて、概念になった自分のことを忘れていた。
このほむらが世界の真実を知ったことでいろんなからくりが解かれている様はすごかったと思います。
TV版の世界観・設定を全く壊していない!!
それでいてこれだけの話としても成立してる。
そこからのキュウべえがまどかを自分たちにとって都合のいいように利用しようとしているのだと、ほむらが気がついた場面ではぞくっとしましたね。
ここまでいろんなことをやってきたキュウべえが神にも等しいまどかを利用したらどんな世界になってしまうのか・・・・。
普通だったらこれからの逆転あるのだろうと期待しながら見る場面でしょうが、脚本が噂の方なのでこれからが本当の絶望のはじまりなのかとさえ思いました!
またここのほむらが痛々しいですね。
まどかを巻き込まないようにことを納めようとするほむら。
みんなの助けもあって、現実世界でキュウべえに拘束されていたほむらは解放される。
そして円環の理であるまどかが迎えに来るのだが、キュウべえに利用されるならという思いからそしてほむら自身の想いから、円環の理のまどかから人間の頃の記憶のまどかを引きちぎる。
ほむらは自分でその行為を「愛」といい、理から外れてソウルジェムすら変化させた「悪魔」となる。
このほむらがひとり自分の気持ちを吐露し続けて、他から見たら凶行といえる行為にいたったシーンを見ているうちにこれは「愛だな」と思っていたらほむら自身でもそう言っていた。
でもほむらがそう言ってしまったことで、私の中ではこれは一般的にみんなが言っている愛ではなく「情念」だと思った。
まどかは「博愛」ならその対極にあるほむらは「情念」
ただ一途に人間として、愛と憎悪を併せ持つ。
愛って綺麗な印象の方が強いけど、もっとドロドロしたものを含んで愛という言葉はあるのだと思う。
そしてほむらはまたあの閉じた世界に戻っていく。
みんなまた全部忘れて和やかな日常に戻っていく中、最後にかろうじて記憶を保持したさやかがほむらに問う姿がまた痛ましかった。
そしてさやか・杏子ルート確定なのか(>Д< ;)
ほとんど活躍しなかった新キャラのなぎさちゃんですが(-_-;)最後の最後でランドセル背負っていたということは、小学生ですか!!
小学生であの過酷な魔法少女をやっていたとは(゜Д゜;)
大体物語の最後って、その後は適当に視聴者にゆだねられる日常に戻ったところで終わるパターンが多いのだけど、この話は閉じた世界に残された人間が多いので、その後現実との差がどうなっているのか気になる終わりですね。
特に円環の理である方のまどかが、自分の一部を引きちぎられたまま、そして自分の理からはずれたほむらをこのまま放置するのか気になるところではあります。
かつてまどかは、あったはずの過去もありえたはずの未来も見てきたと言っていたが、この展開もみていたとしたら、ほむらはこのままでは済まないのではないだろうか。
そこにみなの安息と早乙女先生の幸福があれば良いのですが(笑)
後半は怒涛の展開でありながら、世界観を壊さず、無駄に複雑にせずに1つの作品を作り上げたのは凄いと思います。
ただやっぱり新房監督が前面に出てない分、演出面では大人しくなったように思います。
特にほむらの悪魔化シーンは新房監督ならもっとエグくなっていいたと思うのは私の偏見でしょうか?!
個人的には続いても、続かなくても納得いく内容でした!!
公開してからほどほどの時に見に行ったのですが、割と年代も性別もバラバラの客層でした。
そして私の後ろには男子高校生の集団が(大体6、7名)いて悪い予感がしました。
まあ思ったほどではなかったが、やっぱりうるさかったよ( ;∀;)
上映中はお静かに!!
追記
映画もかなりのヒットしたみたいですね。
ここまで良いコンテンツだとこれだけでは終わりそうにないですねぇ~!!
なんとなく感想と一緒にイラスト付けるの定番にしていたら絵の方が出来上がらなくて、書き上げてから1カ月ちかく経ってしまっていたorz
絵の中にも書いたけど、ほむほむの衣装は本当に適当です。
「へそは見えていたような・・・。」というぐらいの印象で描いてます(>Д< ;)
たぶん今時期だったらネット徘徊すればもう悪魔化コスチュームもイラストにしているものが出てるかもしれませんが、あえて見ずに描きました。
もういっぱいいっぱいで描いたので、適当イラストですみません!!
「伏 鉄砲娘の捕物帳」みてきました! [映画感想]
すみません。
上げているつもりでこの感想上げてませんでした。
順番としては、10記事前(前年12月)のねらわれた学園感想後の記事になります。
そんなわけで私のなかで「ねらわれた学園」がいまいちだったので、これより某映画情報のサイトの一般評価がいまいちなレビューだった「伏」はどんなもんなのか、逆に気になってきて見てきました。
最終週の間際に行ったせいと箱が教室並みに小さかったので、私が見た回は満員でした!
この原作の元になった里見八犬伝の作者が出てくるので時代設定は江戸時代ぐらいなのかな?!
でも服装でも分かるとおりに、なんとなく江戸な雰囲気なだけです。
とりあえずキャラデザが私の好みではない感じですね。
信乃はいいとしても浜路があんまり可愛くない。
何より太夫という花魁の最高位にいる凍鶴がなんだがヤンキーみたいで・・・・。
最後はかわいそうな末路をたどるのだけど、なんだかいまいち入りきれない感じ。
話は全体的に分かりやすくはあるのですが、殿さまが何をしたいのかさっぱり分からない。
最後まで見れば「伏」に祟られていると勝手に思っている殿さまの自滅暴走なのかなと思うのですが、そこらへんの分かりやすい表現はされないので、伏とどうかかわって来るのかわからなかった。
最後の顛末に持っていく過程もちょっと分かりづらいかな・・・・。
ラブストーリーかと思ったらあんまりそんな雰囲気でもありませんでしたし!
(信乃に良くされてる浜路はうれしそうではあるけど、恋かというとそんな風ではないような・・・。)
ただ美術背景が良かった。
(島原の設定はちょっとやり過ぎな感じはしたけど)
川沿いのあばら家同然のところに住んでいる雰囲気は好きです。
手紙だけで十分な感じの浜路を見てるとやっぱりあれは恋ではなかったのかなと思いました。
(信乃は最後までよく分からなかった!)
元ネタは私のブログ見ている人なら分かると思います(笑)
(そんな人いませんよね(´=ω=`)ゞ)
人狼の伏君ですね・・・。
信乃はなんだか描きにくかったな!!
「言の葉の庭」みてきたよ!(やっぱりネタばれしてるので注意!) [映画感想]
この映画は画面からの情報量が多い。
アニメだと動きとか線によるものの情報とかが多いのだけど、これは色の情報量が多かった!
雨が降り注ぐ水面、その上には新緑の緑とその緑を映す水。
実写化と思うぐらい、またそれ以上に瑞々しい雰囲気を醸し出している。
この映画のテーマの一つが雨なんだろうな!
だから主人公の孝雄はわざわざ雨の日は学校サボって公園へいくのだろう。
雨は濡れないところで見るのはいいけどわざわざ外で見るとびしょびしょになるから私は嫌だな~!
孝雄と公園で出会う女性が雨宿りしているあの東屋って意外と吹き込激しいから濡れるんだよね!
あとこれは私の勝手な想像なのだけど、多分監督は東屋で年上の女性の足を高校生の男の子がそっと触っている風景が思い浮かんでこの話を作ったのではないのかな?
時々ドラマとか見ていても感じるのですよね、この人はこの場面を描きたくてこの話を作ったのでは?というものを。
だから孝雄は靴職人を目指している!
高校生が女性の靴に興味を示すってかなり特殊なのに、それもすでに自己流だけど自分で作るぐらいはまっているってどんな動機なのか、私は皆目見当がつかないです。
でもなんだか雨の日に毎度会う女性に引かれていった孝雄君の気持ちは分からんでもない。
女性の方は、毎度東屋でビールを飲みながらチョコレート食べている。
昼間(というよりも朝から)そうしている謎の女性。
意味ありげだけど、身なりとかは毎度服違うし、スーツやらそれに準じた格好でやつれた感じはしないのだな!
そして学もある。
そしてちょびっと出てくる彼女の私生活。
何事かあり精神的に追い詰められていて、ビールとチョコレートしか食べ物は味がしない状態。
この設定リアルだなーと感じた場面でした。
会社?にも行けずに元恋人に退職の手続きを頼む状態で、元恋人が彼女と電話するシーンがあるのですが、その元彼氏はベランダで電話してるのですよ!そして部屋の中では別の人間の声が・・・・。
え、不倫とか?
元彼別れてすぐ新しい彼女を作ったとか???
まあ詳しいことは結局謎なんですけどね。
ただ単に家族(姉・母とか)がいただけなのかもしれませんが、女性の情報がこの時点でほとんど分かってない以上邪推はしますよねー!!
よしこれで女性と孝雄の間に問題はない(-_-)ね!
そして孝雄君はなんとーくを装ってその女性の足のサイズを測ったりなんかして・・・・・。
まああんな風に言われればそれなりの年の女性なら自分のことだとは分かるし、嫌ならはっきり断るからそう言われて悪い気はしなかったのでしょうね!
と思っていたら季節は巡り梅雨の時期が終わり、雨の日の午前中のみ逢瀬は止んでしまう。
晴れの時に行っても二人はすれ違うばかり。
そして夏休みも終わり孝雄が学校に行くとあの女性がいる。
孝雄が最初に女性に言った「どこかで会ったことがありますか」はこのことだったのですねー!
(ベタなナンパセリフだなと思ったのだけど(笑))
彼女は古典の教師で名前は雪野、3年生の女子から酷いいじめを受けていたとのこと。
それが元で結局はその学校をやめてしまうことになったのだが、孝雄君としては雪野さんが教師ということでびっくりですよ!
でもいじめた先輩女子を殴りにいくのかというくらいの勢いで抗議に行ったくらい好きになっているわけなんですよ!
2人はまたあの公園で会う。
孝雄としてはただのOLかと思っていたら自分の学校の教師で、恥ずかしい(と自分で言っていた)夢まで語っちゃっているわけですからそれなりに頭にはきますよね!
そこにゲリラ豪雨。
またこの土砂降りの表現が良かった。
もう東屋など意味をなさないくらいの雨は屋根に溜まった水の塊として端から垂れてくるのですが、強風でそれが吹き流されていく感じがとてもいいです。
びしょぬれになった2人は雪野の家で服を乾かしながら、雨をみていた。
孝雄君としてはこれからまた会えるかどうかわからない相手、そして自分の気持ちに気が付いていればもう告白しかないですよね!
その告白に対しての雪野の「実家に帰るんだ」の返事。
まあやんわりしたお断りは妥当な選択ですよ!
個人的にこれから後の展開がもう駄目だった・・・・・・orz
この返事に孝雄君はブチ切れて帰ってしまう。
しばらくひとりで思案していた雪野さんだけど、いきなりマンションの部屋をはだしで飛び出し、階段をすっ転びながら追いかける。
階段の途中で雨を眺めいた孝雄君に抱きつき「あの雨の午前のあなたに、あの時の私は救われていたの!」と泣きながらのセリフ。
私としては(゜Д゜;)ハアーという感じですよ!
ブチ切れる孝雄君もどうかと思うけど、彼に好かれているの分かっていた27歳元教師の行動ではないよなー!
ま、この後2人には特別なことはないのですが、ここら辺の展開は新海作品らしいなと思います。
雪野さんは地元に帰って教師を続けていたのと、孝雄君が靴職人をあきらめずにいて、学校を卒業した頃に雪野さんに会いに行こうかなと言っていたのはよかったです。
(でも今までの新海作品からすると会いにいったかどうかかなり怪しい(笑))
というアニメ美術がすごく素敵な作品でした!!
あとちょこっと声優に触れるなら、27歳教師役が花澤さんではちょっとリアル感がないなとは思ったのですが、27歳女性なんていろんなタイプの人がいるのだから、これはこれでありだったのかなと見終わったあと思いました。
あー、すっごい絵が適当になってる~(笑)
キャラでは描きたいのが無かったので雰囲気で描きました。
足のサイズを計測するシーンはエロくしようとすればエロくなるのにエロくないのは凄いと思うけど、個人的はちょっとくらいエロい方が好みです。
(あそこでエロくしちゃったら台無しだけど(笑))
書き忘れてたけど、透明ビニ傘の表現にもこだわりを感じたなー!
同時上映の映画はネコの気持ちが表れていて可愛かったけど、あれ以上にはきっと膨らまず、結局宣伝としての出来はいいけど、作品としてみるなら普通な感じでした。
「STEINS;GATE シュタインズ・ゲート 負荷領域のデジャヴ」(ネタばれしてるので注意です!!) [映画感想]
最近総集編みたいな劇場版多いですよね。
でもシュタゲは新作と言うので見に行ってきました。
今回はオカリンが消えてしまうので、紅莉栖が頑張ってました。
私はTV版しかみてないので、今の世界線では紅莉栖と岡部は秋葉原ですれ違っただけのひと。
(でも紅莉栖としてはなんだか分からないけど気になる人)
という感じで受け取っていたのですが、なんだかTV版の後にどういう経過は知りませんが岡部たちは、紅莉栖に会いにアメリカまで行ったようですね。
それでまたラボメンにされたのかな?
劇場版の舞台はTV版最後から1年後です。
紅莉栖もラボメンとかなり親しくなっていて、ラボの屋上で焼き肉大会しながらワイワイしているシーンはみんなが幸せそうで好きです。
そこまでにもちょいちょいネタ挟んでいて、ダルの彼女(鈴羽のお母さん)がちらっと携帯の写真ででてきたりしたので、これからの話に絡んでくるのかなと思ったらそれで終わりでした。
残念。
岡部のフラッシュバックしてくる他の世界線の映像でもTV版では無かった、綯ちゃんルートもちょっと出てきてます。
(私も噂でしか知らなかったのですが・・・・。)
ここでみんなと離れたところで酔った紅莉栖が(1年後なので確か二十歳になっているはず!)岡部に絡むというかデレるのですが、前の世界線の二人ならともかくこの世界線の紅莉栖ではちょっと岡部に対してデレすぎかなという気がしました。
この後ラボで2人きりになりあのスプーンとフォークをプレセントされたり話したりと、この世界線の紅莉栖にとっても岡部は大切な人という関係性が強くなっていくのがわかります。
岡部は他の世界線のフラッシュバックがより酷くなり、現実とのさかいが時々あいまいになってくる。
そんななか岡部は紅莉栖とコインランドリーたまたま鉢合わせるが、その場で消えてしまう。
そこは岡部が存在しなかった世界で、紅莉栖もぼんやりとした(誰か重要な人がいないという)違和感はあるけどその世界を受け入れた。
そこに鈴羽が登場するのだが、これはちょっと唐突過ぎたような気がします。
まあ話を進めて行く以上しょうがないのかもしれないけど、今回は世界や未来の危機など何も関係なく未来の紅莉栖から言われてきたみたい。
なのでわざわざリスクを冒してまでくる動機も弱い気はしますが。
そしてタイムリープマシンを作製してBBQの時点まで戻るのだけど、根本的に岡部を助ける方法はないまま消えてしまうということだけを岡部に話すと、彼は時間を戻る行為は絶対してはいけないと叱責される紅莉栖。
ちなみにこの時点で世界線はちょっとずれたはずなんだよね!
で岡部を諦める紅莉栖。
ぼんやりと岡部がいない世界を受け入れるのだが、まあそこに出てくるあのフォーク。
鈴羽の提案によりタイムマシンで岡部をこの世界に定着させるための強い思いを残させるために過去に飛ぶ紅莉栖だがこの時点で特段策があるわけじゃないのだよね・・・。
鈴羽も割とここら辺は無理やりな感じはします。
戻ったのは祖母を亡くし虚ろなまゆりを見守ることしかできないと悲観している岡部の少年時。
1回目の紅莉栖が過去に戻った時は岡部は、紅莉栖をかばって交通事故に合うのですが物語の中では生死は不明だけど、これが岡部がいない世界線ならこの時点で死んだということもあるのだな!
2度目もやっぱりどうしたらいいのか分からずに過去をフラフラしていて、路面電車駅のベンチで座り込んでいる紅莉栖の横にどうしてだか岡部少年が座っていて大切な幼馴染を守りたいのだがと、唐突に人生相談しだす。
紅莉栖はそれをきいていきなり鳳凰院凶真になりきり厨二病発言で岡部少年を励ますのだが、なぜか彼はそれに感化されたよう(笑)
そう岡部の鳳凰院凶真を作ったのは紅莉栖だったのだ!!
つながったというかループしたね(゜Д゜;)
そして紅莉栖が岡部少年にチュー!
20歳が(たしか)14歳にチュー!
励ます意味もあっただろうけど、いいのか(笑)
岡部少年はあんまり(良くも悪くも)反応してなかったなー!
このチューが岡部を今いる世界に引きとめるための海馬への強烈な記憶となり無事その存在が安定したものなることができましたとさ!
悪くはなかった、劇場版という短い時間の中で 紅莉栖の焦燥感や葛藤も伝わってきたけど、なにせんTV版と比べると辻褄にも無理があるし、話をつなげる出来事が唐突過ぎる。
それを除けばおおむね〇!!
(それ除いたら話になんないのだけど(笑))
まあこれはしょうがないのかもしれないな~!
紅莉栖の話だと思えばこれはこれでいいとは思います!
最後のオカリンの「俺のファーストキス返せ」ってって(笑)
いつも以上にらくがき絵!
ちびオカリンは映画で1回見た記憶で描いているのでいろいろ違うと思います。
深長差もこれほどはなかった気がする・・・・・(´=ω=`)ゞポリポリ
「ねらわれた学園」見に行ってきました!(多分ネタばれしてます) [映画感想]
本当は見に行く予定はなかったのですよ!
でも見に行く予定だった「伏」の方の感想を見たらあんまり芳しくない内容が多くて・・・。
で、BLOOD-Cで本年映画アニメの締めくくりにするのはどうかな~という気分で行ってきました。
(ねらわれた学園の方の感想は割と良い風に書かれていたということもある)
監督の中村さんは魍魎の匣がとてもいい作品だったので、多分原作がこれでなかったらすんなり見に行っていたかもしれません。
私の中でねらわれた学園は角川映画全盛期の作品というイメージで、細田監督でヒットした時をかける少女の二匹目のドジョウ的な印象がどうしてもしてました。
それに主演声優がAKBの子だし。
それが中村監督だけど、とりあえず見なくてもいいかと思っていた理由ですけどね。
さて作品本編感想。
作品冒頭のケンジとリョウイチが桜の舞い散るなか出会うシーンで、「ああこの子がこの転校生と恋におちるのか!」と前情報の「短髪少女が主人公・転校生に恋」でそう思ってしまいました(笑)
だってケンジ君かわいい顔だしねぇ(*´Д`*)
絵や動きはいい感じでしたね。
色彩も彩度が高いのに優しい感じがする塗り方で綺麗でした。
あと、まあ演出だったのだろうけど桜などの舞い散るシーンの物量がすごかった。
必要かどうかは分からないけど、結構なシーン数を桜やらシャボン玉で埋め尽くしているので、印象には残る映像作りでしたね。
キャラデザはやさしい顔の作りで、男女問わずに線が細いのが今風だと感じました。
個人的に好きかと聞かれると、なんだか印象が薄い感じで好きではないけど嫌いではないという感想です。
声ですが、AKBの子がやっているとは聞いてましたが、新人声優として問題ない演技だとは思いました。
まあ彼女たちは普通にドラマとかにも出ているでしょうから、そこらのタレンントがやる声優と同様に見てしまうのも失礼ですよね。
全体的な声優のバランスとしては、なんだか良くないなと個人的には感じました。
このバランスの悪さの理由はよく分からないのだけど、渡辺さん本城さんを主役にしたのなら脇を固める声優はもっと別の人が良かったのではという自分の感覚的感想なだけです。
この作品ではキャラと声では斉藤先生(木内さん)が良くて好きでした。
さて本題のストーリーですが、なんだか一歩惜しい感じだなと思いました。
ゆりこの自殺未遂、携帯事件を使っての学園掌握、なぜか急に性格が変わっていったり学校に来なくなる同級生たち、その裏に渦巻く陰謀。
っと、いろいろ伏線を張ってシリアスな展開になるかと思いきや、いざという場面でケンジが水泳パンツの中から隠していた携帯電話を取り出して生徒会委員たちの前に放りだしたり、これでリョウイチとの全面戦争になるかと思いきや暴風のなか浜辺でご飯食べてナツキの料理に気絶したりと、ただ深刻に話を進めていくのではなくコミカルな展開になるのは意外性があってよかったなとは思います。
あと割と天候がころころ変わるのですが、これは現実世界ではなく各キャラクターの心理状況が表現されているからなのかなと思いました。
そう、各シーンは良いのです。
押しては引いて、画一な表現にならず雰囲気を押し出した演出など。
ただそれがいまいちうまくつながらなかった感じがしてしまう。
突然過去シーンになりなにか重要なことを言っているのにサラッとしすぎている。
また過去シーンと現実シーンのクロス場面ではどっちがどうなのか分かりづらい。
伏線ともいえるものが、やっぱりあいまいな感じで終わっている。
(シロはケンジの能力制御装置みたいなものだったのか?とかケンジの祖父とリョウイチの母の関係とか)
サラッと流すにはなにか重要すぎるようなことなのに、深くは触れていない。
(ケンジの祖父とリョウイチの母の関係はこっちで適当に想像しておけばいいほどの情報量であればいいのだけど、それ以上にこちらに情報が与えられているのでいまいち辻褄が合わないなと気になってしまう)
最後はケンジとナツキ、リョウイチとカホリの恋愛模様になって、タイムリミットでリョウイチは未来に帰らなくていけなくなってしまう。
その時点で私は「え、学園の陰謀はどうしたの?世界をどうするとかどうなったの?」と感じになってしまいました。
もうちょっとよく見たら把握できるかもしれませんが、展開のスピードについてけずポカーンっとなってしまいます。
山場である恋愛模様ですが、カホリの方は秘めていた恋心をキョウイチに告白するがそれは未来からきたキョウイチには受け入れられない気持ちで、それは彼女がどう頑張ろうとキョウイチには母がたどった苦労を彼女にさせたくないという気持ちがあったのは伝わってきた。
もう一つの恋愛模様。
ナツキとケンジなのですが、ナツキのキャラが私としてはいまいちだった。
スキンシップの表現がちょっと大げさすぎて、暴力的に見えてきてしまうのですよ!
ナツキがよくケンジに(親愛の情と照れで)後ろからド突くのですが、これがケンジが結構吹っ飛ぶほどで私が見てる分には「アナザーなら死んでた」レベルだった。
それがちょいちょいある。
まあどんなにド突かれても、ギャグテイストが大きい作品なら気にならないのですが、これはそれほどでもないのでナツキの身体能力だけ特出して良いのが目につきすぎました。
あえて書くけど渡辺さんの演技がというわけではないですよ。
絵の演出がねもうそんな感じなのですよ。
ナツキからの告白もあるのですが、ケンジは結構あっさりでこっちもあんまり胸キュンなシーンにはなってなかったな!
ケンジの能力の完全復活で、もう能力がほとんどないキョウイチを未来に送って帰ってくるのですが、この間1年分のどうなってこうなったのか説明は一切なし。
キョウイチが転校してきた時と同じ制服で帰ってきてナツキにのみケンジと過ごした時間の記憶が戻る。
もう何回か見れば伏線とか細かい描写とか拾えるのかもしれませんが、1回見たきりでは分からないとこが多かったように思います。
雰囲気とかは悪い感じではないので、もうちょっと話としてまとめてくれたらきっともっと良い作品になったのではないだろうかと思うのでそんなところがちょっと残念だったかな・・・・。
いつものおまけ絵
京極は入る間がなかったのでいませんです!
PS
何気にねらわれた学園関係の情報をみていたら、原作のオマージュみたいな設定も入っているみたいなのでそっちをみればわかるのかもしれないけど、時かけと違ってこっちはちょっとその部分が目立ちすぎているような・・・。知っている人にはうれしいけど、知らない人には不親切かな。
この手の情報は加減の問題のような気がするから、良い悪いではないのだけど。
(時かけの原作オマージュは知ってようが知らなかろうが本編見るのには影響ない。後日知ってみると違う見方ができる程度の要素だったからな~!!)
「おおかみこどもの雨と雪」見てきたんですけど・・・!(いつもの通りネタばれしてます!) [映画感想]
ハレぐぅのときも思ったのだけど、ハレや雪はいいとしても雨(アメ)って名前本人としてはどう思うのですかね?
まあ雨は大切なものなんですが!!
なかなか良い感じの興行収入を納めたようなこの作品。
私もぼちぼち混んでることはなくなったかな?と思った頃に見に行ってきたのですが(実質だいぶ前ということですが・・・。)結構年齢層も幅広くまだまだお客さんはいました。
さて本題の中身感想ですが、「ナンダカコレジャナイ」感が・・・・。
折角のケモノ耳キャラなのに(・´ェ`・)
どんな作品でもある程度の先入観をもって見に行くと思うのですが、今回私は間違った方に作品の内容を求めていたのでしょう!
ざっくり書こうとと思ったら、想定していた以上に長くなった映画の感想に行きます。
苦学生の花は大学で知り合った男性に恋をして二人は付き合うことになるのですが、付き合うまでのくだりが男性が人間ではないとあって、すんなりといかない感じが胸キュンポイントを押さえています(*´Д`*)
そしてまあ付き合って入れてばそういう関係になりますよね。
あのシーンもっとさっくりでいいのに、朝チュンぐらいでいいのにと思ったのは私だけですか?
別に恥ずかしいとかではなくて作品的にいらないかなと・・・・。
だって親子で見に来ていたら子供に「あれ何してるの?」って聞かれちゃうじゃないですか(笑)
そして子供が生まれます。
↑まあ普通から考えれば軽率すぎますよね。
話の流れからすれば必然ですよね。
でも苦労しながら大学に行っているのに、卒業しないまま出産ですよ!!
それも花はどうも近しい身内とかがいないみたい。
彼氏の方も同様。
いつのメロドラマ設定?
大体ここから「自分の心の声突っ込み」と格闘しながらの鑑賞になってきました。
彼は謎の事故で亡くなります。
ここら辺の描写がほとんどなくて不親切みたいな感想なども見かけましたが、私はなくても十分だとおもいます。
何より花が彼の死亡をしっかり確認できたのはその後どういう行動に出るべきか(頼る人がまったくいなくなったということを認識してるかどうか)はっきりと決める要素になったのだと思います。
彼氏が清掃車に回収されてしまった場面は「まあ動物は基本器物になるからな~」と思ったが、ニホンオオカミだったらちゃんと保存して調査した方が・・・・、とも思ったりもした!
それからしばらく母一人では、二人の子供の育児は大変という場面。
妙にリアル!!
でも育児書と一緒にオオカミの生態についての本を読んでいる。
まあオオカミだとするとやたらに人間の薬も飲ませられないですからね。
でもそんな本読んでも何の役にも立たないような!
投薬量とかは獣医師が読むような専門書じゃないとね。
でもほとんど病気も怪我もしないでそこそこ育ったみたいなのは、奇跡的なのかオオカミだからちょっとやそっとのことで死なないぐらいの生命力をもっているからなのか?
このチビ雪の動きがやんちゃだけど、動物らしい動きをしていて可愛かった。
まあご近所にもかなり迷惑になり、都会で生活することを諦めて田舎に引っ越すことにした花。
ここで大学もきっぱり諦めたのだろうけど、個人的にあんだけがんばって大学行ったのだからちゃんと卒業して自分のやりたいことの土台にしてほしかった・・・・。
田舎に引っ越しボロ屋を自分で改修掃除して親子3人の家としていくのだけど、あの家花一人であれだけ綺麗に直せるわけないよな・・・。
少なくとも業者はいって数十万単位のお金は出さないと無理だよね・・・・。
でもどうも花ひとりでなんとかしたみたい。
まあそこらへんの詳しい描写ないからな!
家庭菜園も始める。
でも素人仕事で失敗続き・・・・。
でもそこはやさしい人間のいる田舎、みんなのちょっとしたアドバイスでうまくいき始め、地域ともなじんでくる花たち。
なのですが、田舎そんなに甘くないよ・・・・。
田舎で育ったから言うけどさ・・・・。
わりと監督そこらへんとんとん拍子には描いてないけど、最初の周囲へのあいさつもなしで親子だけで籠ろうとするだけで普通は疎外されてしまうかんじだからね・・・・。
(屍鬼とか読むと痛切に感じるよ(>Д< ;) )
まあそこら辺はその土地の人は非常に優しかったということにしても、どうやたって「これは生きていけないだろ!」と思ったのは自家用車なしの生活!!
あれ無理だから!
だけど途中でしれっと車運転してるし・・・・。
免許どうやってとったのだ?!
教習所に通う時間もお金も手段もどうやたって花の生活からは出せないように思うのだか・・・。
(あと車買うお金も!!)
みんなで雪で遊ぶ場面は可愛いですね。
でも雨が川に落ちる場面があるけど、あれオオカミだから良かったものの、人間の子だったら確実に死んでる事故ですね。
雪もずぶぬれで2人とも凍死レベルだった。
それから割と淡々と普通の生活を描いているように思うのですが、あいかわずあまり生活感のない家だなとは思っていたのですよ!
そしたら映画を見た後だったのですが、どうも花はちょっと特殊というかある思想をもって育児をしているみたいですね。
そのことを花が持っている本について考察してあるブログがあり、それを読んでなんだか納得したところがありました。
いわゆる普通より強い自然主義というのでしょうか!
あんまり現代の技術とかに触れさせないで育てる方針みたいだったのです。
そういう考えになったのが、出産前からなのか出産後なのかはわかりませんが、田舎に行くべくしていったのだと思いました。
雪が幼稚園に通い出してからは、花の話から雪と雨の話になっていきます。
オオカミとして生きるか、人間としていきるか!
その葛藤は2人には大きくあるのでしょうが、オオカミか人間かという問題を別のものに置き換えれば普通の成長過程の悩みとも言えるほどの表現でそこらへんにファンタジー要素などは入ってません。
雪は人間として、雨はオオカミとしてそれぞれの道を歩んでいくことになる。
嵐の日を軸としたクライマックス。
そのアクシデントを境に2人の決意が固まっていくのでしょうが、花は雨の方にかかりっきりになります。
なので雪の存在がおざなりになると思いきや、その時間雪は同級生へカミングアウトする。
この構図はうまいなと思いました。
それぞれの歩む道を端的に表現されていたように感じました。
そして動物として養育するのは12歳ぐらいまでまでなんでしょうね。
人間はいろいろあるから養育期間が長くなっているのだなと改めて思いました。
まあこの嵐の中の一連の出来事、いわゆる子別れのシーンなどですがこれが泣けるポインなのでしょう。
でも私はなんだか泣けるところがなかった。
(正確にはウルッとくるところはあったけどすぐ涙は引っ込んだシーンがあったのだけど、それがどこのシーンだったのか思いだせない)
そして雪は寮がある中学へ進学。
一人家に残された花。
洗濯物を畳むシーンで雨の遠吠えを聞きながらゆっくり流れる時間を3人が過ごした家で暮らす。
母として2人が帰る場所を守っていくために・・・・。
なのでしょうが、花ですが大雑把に計算してまだ33,4歳ですよ!
残りの人生あそこで終わるのですか?
なんだかそれを思うとそれが一番寂いし。
花の人生も楽しんでいいのに・・・・。
雨がいるからあそこからは動けないのだとは思うけど・・・・・。
全体的な感想としては、獣耳ファンタジーを見に行ったつもりが、一人の女性の育児を中心とした半生を描いた映画だったという感じです。
いや母親の愛の話とは聞いてはいたのですけどね。
本当にそれだけで終わるとは・・・・。
獣耳でバトルものみたいかったというのはだめですか・・・・(・´ェ`・)
おおむね一般評価は高かったみたいですね。
感想もぼちぼちみましたが、私とは全く逆の感想書いてる方もいるので、これは子どもがいるかいないかとか見ている人それぞれの立場で感じ方が変わってくるアニメなのかなと思いました。
そしてやっぱり一般も巻き込まないと興行成績って上がらないのだなとも感じました。
この路線が当たったのでこのまま細田監督はいくのかな?
それだとちょっと残念だな・・・・。
でもこれだけ成績いいとまわりの期待とかもついてくるだろしね・・・。
そんなあんまりまとまりのない毎度の感想になってしまいました。
個人的にはこの映画のその後の雪と雨が気になるところ。
雨とかは野犬のメスと一緒になってお母さんに子供とか見せにくるのかな?
それはそれでちょっとみたいです。
いつものいい加減絵。
やっぱり獣耳は描いていても楽しい。
多分お父さんが生きていたらこんな感じに家族だったのかな?
それにしてもキ―ビジュアルの貞本さんのイラストと本編のキャラデザ違いすぎませんか?!と思いながら見ていた!
(特に花が!!)
劇場版BLOOD-C The Last Dark感想(注:ネタばれしまくってます!) [映画感想]
感想ですか・・・うん、よくわかんなかった!( ' A`)
・・・・・・。
なんだろうね~!
どこから書いていいのやらなんですが、とりあえずTV版みて劇場まで行く気はなかったのですよ!
でもこのブログの過去記事をなんとなく見ていて、BLOODシリーズ全部見ているのに改めて気がついて「ここで途切れさせるのも・・・・。」となんだかよくわかんないコンプリート精神が働き行ってきました。
だいぶ前に(笑)
相変わらず感想書くの遅いです。
とりあえず一見さんでも十分に見れる作品です。
TV版みてなくてもいいです。
逆の言い方すると、TV版いらないじゃんと言われもしょうがないです!!
小夜と文人以外はほぼ新キャラになってます。
新キャラの真奈とキャラが被るせいか、小夜はメガネを今回はしてないのだな!
この真奈が物語を進めて行く小夜のパートナー的な存在になるのですが、実写版だとアリス的な位置に初代だと学校医務の女性というところでしょうか?
真奈の中の人は明らかに声優は慣れてない感じの演技なのですが、他のメンバーがあまりにも聞き知った声ばっかりなので私としてはアクセントとなって良かったです。
中の人は橋本愛さんと言うのですが、経歴を調べていたら結構(いろんな意味で)すごい役をやっている方でした。
(その中でも告白はみましたが、いい演技していた俳優です)
小夜は電車に乗っているとふるきものに遭遇して、成り行きから真奈とその仲間の知り合いになります。
ここら辺の一連の表現は初代を意識しているのかなという感じでした。
映画らしく色調も抑え目で、アクションもかなり動きますし、何より街並み等の美術での情報量が半端ないぐらい詰まってます。
あえて言うならちょっと詰めすぎな感じが私はします。
文人に対抗するサーラットのメンバーなんですが、松尾と藤村は別作品の別キャラそっくりで・・・ごほんごほん・・・。
みんな若いのにハッキングテクニックが凄いです。
足でキーボード使っちゃうくらい凄いです!!
劇場なので裸も出し惜しみしません(笑)
なんだかんだあって最後は文人がいる場所までたどり着きます。
(この間で書くべきところは無いように思うので端折ります!)
なにが凄いって!ここにきてCLMP風忍者キャラ(笑)
思わずハリウッドの映画化と思いましたよ!!
小夜はバッタとバッタと敵をなぎ倒し地下の謎プラントにたどり着く。
そこには人工的にふるきものを作ろうとしていたものらしいのだが、ここにきて新伏線を展開しておきながら、なんでそんなもの作る必要があるのかいまいちわからん!
文人が小夜と同じ存在になるために研究していたのかぁ~???
で、文人と小夜の一騎打ちに思わぬ人物が!
といいながら思わぬというほどではないのですが、蔵人は文人の仲間でした~!!
で蔵人自身が「しゅじきめん」でそれを代々守っている家系なのですが、もういろいろどうでもいい文人はそれを暴走させてしまい蔵人はシシ神さ・・・・もといなんだかすっごーくでかいふるきものに変身してしまい世間にいろいろ晒される結果に!
しびれ薬のまされていてへろへろだった小夜だったがそこは主人公バッサリ倒します。
残りはなんだかよくわかんない文人!
人間は殺せない小夜。
小夜の刀の先を胸に押しあてながらそのまま進み小夜を抱きしめます。
「好きだった、君と同じ存在になりたかった!」
そして小夜は姿をくらまし、小夜をさがす真奈の姿があった!
終わり
・・・・・。
うん。
やっぱりいろいろわかんない!
アクション映画と思えば画面の出来は結構いいと思います。
そしていろんなところに新しい試みがされているのだなというのは伺えました。
小夜はどういう経緯で文人の実験にされていたのか?
小夜と文人はなんの約束をしたのか等々の、TV版の謎を知りたくてみたい人は見なくてもいいと思います。
あと個人的は四月一日の店主姿が見れたのは良かったかな(´=ω=`)ゞ
TV版見ちゃっているせいかねぇ~!
あんまりいいとこ見つけられなかったよ!
海外とかの映画賞でいろんなものをとっているらしいのですが、何が評価されているのか私には不明だな・・・。
血色悪いのは仕様です(笑)
BLOOD+の小夜に続いて血まみれにしてみました。
なんかもうちょっとベトベトした塗り方にしたかったのだけど、あんまり時間もかけられなのでこんなもんで!!
今回の一番の収穫は、映画見て「BLOOD THE LAST VAMPIRE」がまた見たくなってBDを買ったことですかね。
まだ観れてないけど、これから見るのが楽しみである!