【映画】<裏感想>実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち) [映画感想]
前の記事とは反対にちょっとミーハーに映画のこと書いていきます。
この映画は内容はもちろんですが、キャストも目当てで行ったのですよ!
それは坂口役のARATAさん♪
数年前の映画「ピンポン」でスマイル役をやっていた時のメガネ姿にやられたひとりです(笑
役者が本業というよりもアーティストが本業(ミュージシャンやデザイナー)なのかな?!
それでもときどき映画には出演されてまして、まあ役者としてはとてもオールマイティに上手い方とは思わないのですが、役にはまるとあの独特な雰囲気が醸し出されるとてもいい役者なのだと私はみています。
今回の坂口役もARATAさんにあっていて、この難しいと思われる役をやりきっていたように思います。
それと映画を見てなかなか凄いなと思ったのが、永田役の並木愛枝さん。
彼女は真木よう子さんの次に最近私の中にヒットした女優さんです!(≧v≦)
他に出ている作品のレビューをみてその映画を見てみたくなりました!!
この映画出演者は30代が多いのですが、あの時代の若者を描こうとおもうとリアルな年齢では幼すぎてダメなのかなと思いましたが、実際のかれらも20代後半ではあったのですね。
前の記事にも書いたのですが、実際の「あさま山荘事件」や「安保闘争」というものは知らない世代なのですが、私が好きな作品でそんな時代の設定が出てきたりしてしているので、そちらの映画も思い出しながら見てました。
大学生と警察との攻防戦は、「人狼」という映画の冒頭に出てきて、特殊火炎瓶や投擲爆弾を使ったテロ行為の描写があったりします。
(でもこの作品は架空の日本を舞台にしたものなので、あくまで安保闘争を連想させるというもので、実際の出来事が書いてあるわけではありません)
あと「獣たちの夜」という小説では、この60年代に高校生だった主人公が(ノンセク)活動に〔消極的に〕参加していたりする。そしてその主人公がある日、日常の騒動の裏では吸血鬼が翼手という怪物を狩るものたちの事件あり、それにたまたま巻き込まれていくという物語である。
完全におはなしなのですが、60年代それなりに時代に突き動かされていた主人公が、最後の場面で今の時代にあの吸血鬼に再び出会う所がなんとなくその時代に生きた人の心理描写を上手く現しているのではないかと思っています。
「人狼」は本編内容は一緒ですが、仕様が違うものみたいです。
「獣たちの夜」はハードカバーか文庫本かの違いです。
獣たちの夜―BLOOD THE LAST VAMPIRE (角川ホラー文庫)
- 作者: 押井 守
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2002/07
- メディア: 文庫
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