アメリカン・ポップ・アート展(国立新美術館) [美術展感想]
これまた会期終了間際に行ってきました。
金曜日は夜8時まで開館してるのでその時に行ったのですが、会期終了間際でも平日の夜ということもありまして、割と空いていました。
正直あんまり興味ない分野なんですよ。
まあタダ券頂いたので見てみるかなーという程度で行ってきました。
かなり首をひねるような作品も一部あったりもしましたが・・・・・・。
まあわかるのですけどね。
既存のアートに縛られないものを作ろうとしてるのは、でも私にはわからんちんでした・・・・。(´=ω=`)
以下ざっくり感想!
ジャスパー・ジョーンズ
標的はよく見る絵ですね。
確かセゾン美術館でも所蔵している作品ではなかったかな?
モチーフは割とわかりやすものを使っていたりしました。
旗や数字や地図など。
繰り返すことによって表現していく絵たちでしたね。
うす雪はしっとりした感じの絵でした。
クレス・オルデンバーグ
絵よりもこいうオブジェ的な立体作品の方がなんだかわからんちんでも、見ていて面白くなってくるので好きです。
くったーっとしたドラムはよく作ろうと思ったもんだ!
ベイクドポテトはこの展覧会の中ではとても異色で普通にうまそうでした!
アンディ・ウォーホル
言わずと知れた有名アーティストですね。
有名な作品も多かったのですが、キミコ・パワーズの連作が個人的には面白かったです。
シルクスクリーンでの色の違いはもちろん色の比率も変えたりしていたので、同じ絵でも色の違いでここまで印象が変わるのかと見てました。
ロイ・リキテンスタイン
この方も超有名ですね。
アメリカンコミック風の作品もありましたが、個人的には大聖堂シリーズが好きです。
原画はモネの大聖堂シリーズをリトグラフにしたものなのですが、版によってまったく画面の雰囲気が違うのです。
ただでさえぼんやりしている画面が、一部の色版?を失くしているのかかなり物の境目が不鮮明で、目で凝視するのではなく全体をとらえるという見方をしなければ何が何だかわからない。
だが見てるとそこにはあの大聖堂の絵が見えてくる。
何がこの表現を可能にしているのか、近くで6作品を比べてみると、違いがあるのは分かるが、どういう規則(意図)でこうなったのかは分からない。
ちょっと不思議な作品でした。
メル・ラモス
ミス・コンフレークは絶対パッケージにならなそうなぐらいにセクシーな格好した女性が描かれているのですが、コーン皮が剥けたなかこちらを向いている彼女にいやらしさはなく、健康美のかわいい絵でした。
売店も過ぎた最後の出口では、ロイ・リキテンスタインの200個のキャンベルスープ缶のリアルバージョンがあった。
普通にキャンベルスープ缶を200個積み上げたものなんですが、みなそこで記念写真を撮ってましたが(写真OKな場所なので)これはちょっとおもしろい企画だったなと思いました。
(並んでいたので私は写真撮らなかったけど・・・・。)
ある意味私には理解できない作品も多かったのですが、その分芸術というものの深淵を見たような気がします。
アメリカン・ポップ・アート展
会期2013年8月7日(水)~10月21日(月)
毎週火曜日休館 開館時間 10:00~18:00 金曜日は20:00まで
入場は閉館の30分前まで 会場 国立新美術館 企画展示室2E
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
主催国立新美術館、TBS、読売新聞社
助成アメリカ大使館
協力日本貨物航空、日本通運、ユナイテッド航空、キャンベルジャパン、BS-TBS、J-WAVE
http://www.tbs.co.jp/american-pop-art2013/index-j.html
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